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iPhoneの水没原因と正しい対処方法とは?【京都市中京区】

iPhoneの水没について解説しています!

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iPhoneが水没する主な原因とは?

 

iPhoneは年々耐水性能が向上しており

最近のモデルでは「IP68等級」の耐水・防塵性能を備えています。

しかし、耐水のため完全防水ではありません。

実際に、iPhoneが水没によるトラブルで動かなくなったなどのご依頼も多くいただきます。

 

iPhoneが水没する主な原因

 

水没は突然起こるもので、次のような日常的なシーンが主な原因です。

 

・お風呂での動画視聴や音楽再生中に湯船へ落とした

・キッチンや洗面所での水はね

・雨の日にポケットの中で濡れていた

・トイレや洗濯機にうっかり落とした

・海やプールなどでの撮影中の浸水

 

特に多いのが「お風呂での使用」です。

湯気や蒸気もiPhoneの内部に水分として侵入し

電子基板に悪影響を与えることがあります。

iPhoneは高温多湿に弱く、温かい蒸気でも

耐水シールが劣化している場合は簡単に内部へ侵入します。

長年使用しているiPhoneは、経年劣化によって

耐水シールが劣化しているため

新品時ほどの耐水効果は期待できません。

耐水仕様のiPhoneでも、落下や分解修理の履歴がある場合は特に注意が必要です。

 

iPhoneの水没  

 

水没してしまったときの危険性と症状

 

水没したiPhoneをそのまま放置すると、内部で腐食やショートが発生し

時間が経つにつれて状態が悪化していきます。

初期は問題なく動いていても、数日後に電源が入らなくなるケースも多いです。

 

iPhoneが水没した際の症状

 

● 画面表示の不具合

 

水がディスプレイ裏に入り込むと、画面にシミのような跡が出たり

表示がにじむ・線が入るといった不具合が起こります。

また、有機ELモデルでは液晶漏れを起こして黒い斑点が広がるケースもあります。

 

●タッチ操作の反応不良

 

水分がタッチセンサーに影響を与えると

操作が効かない・勝手に動くなどの誤作動を起こします。

内部の接点が腐食してしまうと

部品交換以外では改善が難しくなります。

 

●スピーカー・マイクの異常

 

水没直後は「音がこもる」「通話相手に声が届かない」など

スピーカーやマイク部分に水が残ることで音声トラブルが発生します。

時間とともに乾いて一時的に直ることもありますが

内部に残った水分で金属端子が酸化し

数日後に再び故障することが多いです。

 

●充電ができない・リンゴループ

 

水没によって充電口がショートすると

充電ができなくなったり、電源が入らずリンゴマークを繰り返す

「リンゴループ」に陥ることがあります。

この状態は放置しても自然には治らないため、早急な修理が必要です。

 

●バッテリーや基板の腐食

 

内部に侵入した水分は、バッテリーの端子や基板を腐食させます。

腐食が進行すると、iPhone全体が起動しなくなり、データ復旧も困難になります。

乾燥させただけでは完全に除去できないため、専門的な洗浄が必要です。

 

このように、水没は時間との勝負です。

早く正しい処置をすれば助かる可能性も高まりますが

放置すると修理費用も高額になってしまいます。

 

リンゴループ 

 

水没したiPhoneの正しい対処法と予防策

万が一、iPhoneが水没してしまっても

正しい対処を行う事でダメージを抑える事が出来ます。

 

水没した際の対処方法

 

●電源を入れない・充電しない

 

水没直後に最もやってはいけないのが、電源を入れる・充電することです。

内部に水が残った状態で通電すると、ショートして基板が焼けてしまいます。

電源が入っている場合はすぐに電源を切り

可能であればSIMカードやケースを外しておきましょう。

 

●本体をしっかり乾燥させる

 

軽度の水没であれば、タオルで外側を拭き取り

風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。

ただし、ドライヤーの熱風を直接当てるのはNGです。

内部の水分が逆に奥へ入り込み

部品を劣化させる原因になります。

 

●できるだけ早く修理店へ

 

iPhoneが水没した場合は、できるだけ早く専門店へ持ち込むのが最善です。

修理店では、分解後に基板洗浄・乾燥を行い、再度組み上げて動作を確認します。

早期であればデータを残したまま復旧できるケースもあります。

 

●日常的な防水対策

 

お風呂やキッチンなど、水回りでの使用を控えるのが一番の予防です。

どうしても使用したい場合は、防水ケースなどで保護することをお勧めします。

iPhoneは非常に精密な電子機器のため、水や湿気にはとても弱い構造です。

「まだ使えるから」と放置せず、早めの対応を心がけることで

大切なデータや本体を守ることができます。

 

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